EMボカシで生ごみリサイクル

EMボカシは、米ぬかなどをEMで有用発酵させたものです。EMボカシで生ごみを堆肥にしましょう。EMボカシは生ごみを腐らせないで発酵させ、植物を成長させる働きがあります。あなたもEMボカシで、地球に優しいリサイクルを実感してみませんか。

EMボカシの基本的な作り方

密閉バケツ、EM1・・・50cc、糖蜜・・・50cc、もみがら・・・1.5kg、米ぬか・・・15kg

ぬるま湯・・・3.2L

※EM1と糖蜜は、お近くのJAで購入することができます。

【作り方】

  1. 糖蜜をぬるま湯に溶かしEMと混ぜ、もみがらに浸す。
  2. 1を米ぬかに混ぜこねて、米ぬかの芯まで染みこませる。握ると団子になるが落とすと割れる程度の硬さがよい。
  3. 密閉できる保管容器で熟成。(2~3ヶ月)
  4. 酸っぱい匂いが出ると使用できるが、熟成期間が長いほど良質になる。腐った匂いがしていたら失敗です。

生ごみ堆肥の作り方

EMぼかしを使って生ごみを堆肥にしましょう。

【作り方】

専用バケツ(市販されています)に新聞紙を敷き、生ごみを入れボカシをまぶします。

生ごみは新鮮なうちに水をよく切って入れます。ボカシをまぶした上にも新聞紙を置きます(空気になるべく触れないようにするため)。

生ごみがいっぱいになってから2週間ほどしたら出来上がりです。時々、下に溜まった液(生ごみ発酵液)を抜き取り使用します。

EM生ごみ堆肥とEM生ごみ発酵液の使い方

場所 用途 EM生ごみ堆肥 効果と使い方のポイント
 畑

庭木

適量

EM生ごみ堆肥は単独では酸性が強いため、直接作物の根に触れないようにしてください。

・畑に10~15cmの深さの溝を作ってEM生ごみ堆肥を入れ、土とよく混ぜ合わせ、その上に土を盛りウネを作ります。このとき、生ごみを1か所に固めて入れずに土とよく混ぜ合わせて入れることがポイント。

・植木などに使用するときは、深さ30cmほどの穴を掘って埋めます。このとき根に直接触れないようにしてください。

ベランダ

プランター

植木鉢

下層には土を入れ、中層に土と混ぜ合わせたEM生ごみ堆肥を入れる。さらに上層に土をかぶせる。

・EM生ごみ堆肥を土に入れ仕込んだ後、EM-1の100倍希釈液をかけておくと発酵が促進し、よりよい土が出来上がります。

・プランターや植木鉢の土にEM生ごみ堆肥を入れた後、約1ケ月間経過後に種、苗などを植えてください。

場所 用途 EM生ごみ発酵液 効果と使い方のポイント
下水 浴槽・流しの排水口

原液を100倍に薄め、

排水口から流す。 

 ・100倍に薄めたEM生ごみ発酵液を、お風呂場や台所の流しの排水口から流す。嫌な匂いやヌメリもなくなり、配水管の内部も綺麗になります。
トイレ 便器  原液 ・くみ取り式トイレの場合は原液のままコップ1杯。浄化槽や水洗式にもOK。生ごみ発酵液の量は多くても構いません。 

ベランダ

プランター

庭木

 500~1000倍に薄めて

水やり。

 ・直接プランターの植物や庭木の葉面散布に使うときは、必ず1000倍以上に薄めます。濃すぎると酸性が強く、植物の育成が悪くなることがあります。